VR ADJUST ワンポイントアドバイス
<VR ADJUST機能について>
プロポを長く使っていくうちに、ステアリングやスロットルのトリムが微妙にずれたり、
画面上でニュートラルの入りが微妙に動いていたりすることがあります。
これはプロポで一番使用頻度の高い部品、ポテンシオメーター(ボリューム)が摩耗
してきた場合に起こります。
【現象】
スロットルやステアリングを操作したときに、サーボモニター画面や
EPA(エンド ポイント アジャスト)、テレメトリー画面でステアリングやスロットル操作で
ニュートラルのバーグラフや矢印などのマーカーが、何も操作していない状態でも
ニュートラルの状態に戻らないことがあります。
もしそのような状態となった場合には、プロポの機種によりニュートラル位置と作動量
を自分で補正する機能を持っております。
その機能を使いニュートラル位置を正しい位置に補正する事で本来のニュートラル
位置に記憶しなおす機能となります。
下記のモデルですとメニューの中にVR ADJUSTまたはVR CALIBRATION機能が
あります。
●M12SはCALIBRATION機能
●M12、EXZES Z、MT-4S、MT-4はVR ADJUST機能
●M11X、EXZES XはVR ADJ機能になります。
【設定方法】
●M12SはSYSTEMメニューのCALIBRATION
●M12、EXZES Z、MT-4S、MT-4はSYSTEMメニューのVR ADJUST
●M11X、EXZES XはF3メニューのVR ADJ
を呼び出して、メニュー画面でニュートラルの位置と作動量を設定します。
各送信機の詳しい設定方法はお使いのプロポの説明書をご参照ください。
●M12Sは53~54ページ
●M12は31~32ページ
●EXZES Zは27~28ページ
●MT-4Sは39ページ
●MT-4は39ページ
●M11Xは55~56ページ
●EXZES Xは55~56ページ
【補足】
こちらの機能を使っても、ニュートラルの位置が細かく変動したり、スロットルを
ニュートラルに戻したときに、一瞬ブレーキの位置へ動いたり、ニュートラルの
位置が安定しないような場合には、ポテンシオメーターの部品交換を行うメンテ
ナンス修理が必要となります。
(ポテンシオメーター交換費用:2,900円 ※送料・消費税は含みません)
メンテナンスを行うことでプロポ本体の動きに戻りますので、長くお使いの場合は
メンテナンスにお出しいただくことをお勧めいたします。
特にドリフトカーで使用されている場合は、1年に1回のメンテナンスをお勧め
いたします。
また、メンテナンス修理にお出しいただく際には、こちらの資料をお読みいただき、
本社サービス課へメンテナンスをご依頼ください。
http://www.sanwa-denshi.co.jp/rc/support/contact.html#RCmaintenanceAnchor