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ステアリング切れ角の調整による操作感の向上
※ミドルクラス以上のプロポで利用可能です

ステアリング切れ角調整機能とは、ステアリングを操作する際に人の手の動く範囲は人それぞれ異なっておりますので、
ステアリング操作を行った時に左右の切れる角度が広く感じたり、左コーナーが曲がりにくい、
右コーナーが多く操作して動きがぎくしゃくしてしまうなど自覚していないが、
なんとなく自分のステアリング操作と車の動きが合っていないと感じる事はないですか?
もしそう感じている場合はこのステアリングの切れ角調整を行ってみてください。

[解説]
ホイルとシャフトの間にありますホイルジョイント部品とステアリンクホイルのステアリングパッドをめくると2か所穴が開いているところがあります。
そのステアリングジョイント部品に3mm×8mmのイモネジを締め込み左右の切れ角を調整する事でステアリング操作をした時に手が自然に動かせる範囲に調整すると自然な操作量になる事で左右の操作が正確になり手の負担なども軽減されます。
この設定を行いましたら必ずステアリングキャリブレーションを実施してください。
(M17は説明書93ページ、MT-5、MT-44は説明書59ページ、MT-R、MT-Sは説明書42ページ、M12S/-RSは51、52ページを参照ください)

調整方法:
 まず右側の調整から始めます。
 イモネジをホイルジョイントへの締込み量をストッパー側と面一にしてステアリングを
 右に操作して操作量が広く感じないところまで絞り込んでいきます。
 大体角度で1度~3度くらい狭くなると思います。
 この時キャリブレーションの画面で数値を確認しながら調整すると元の状態から
 どのくらい狭くしたかが判ります。
 同様に左側の調整を行いますが右側よりも多めにイモネジを絞め込んで左側の切れ角が狭いかな
 と思うところまで絞り込んでから、操作した時に広くも狭くもなく感じるところまで切れ角を調整します。
 角度的には3度~5度位狭くなります。
 左右の切れ角を調整したら必ずキャリブレーションを実施してコンピューターに調整値を
 記憶させてください。
 その時にステアリングスプリングを柔らかい物に取り換えるかスプリングのテンションを
 細かく調整するとより操作感が向上いたしますのでぜひお試しください。

[補足]
注1) ステアリング切れ角の調整を行いましたら必ずキャリブレーションを実施してください。
   実施しませんとEPAやD/Rなどの各種調整機能が正しく反映されませんので忘れずに行ってください。

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